まずは腕時計くらいから

豊臣秀吉は大坂城に黄金の茶室というものを作ったんです。
茶道っていうのは侘び寂びが重視されますから、黄金なんて茶室には似つかわしくないのかもしれません。
しかし、私は黄金の茶室っていいと思うんですよ。最高じゃないですか、黄金なんて。
もちろん、金ピカしてるものをなんでもありがたがるのも俗物といえますが、いいじゃないですか俗物でも。
要は自分が思う最高のものを一度は設えてみたいじゃないですか。
侘び寂びは心の中にあればいいんですよ、いや、黄金に憧れている時点で侘び寂びなんてないのかもしれませんが。

私はとある理由があって、いつの日にか黄金のインゴットを200億円分くらい自分のものにしてみたいんです。まさに俗物といえる夢ですが、それでも夢なんです。
豊臣秀吉は猿、猿呼ばれてみじめな思いをしてきた人ですが、将来大物になりたいという夢を追い求めて、その一つの到達点が黄金の茶室だったんだと思います。
私は自分が200億円の黄金のインゴットを持てる程の人間でないことは理解しているつもりですが、それでも夢は見たいんです。

今回は黄金に焦点を当ててうだうだ書いてきましたが、つまり最高のものを追い求めるっていうのは生きる活力になるってことを言いたかったんですよ。
別に黄金じゃなくてもいいですけど、黄金っていうのは多くの人が描く最高のもののイメージにぴったりだと思うんですよね。
豊臣秀吉が惨めな思いをしていた時に美しい黄金をみて感動したんじゃないかと私は勝手に思っています。
その感動が忘れられずに、そしてその感動を自分で手に入れたいと思って天下取ろうと励んだんだと思います。

最高のものを手に入れたいという願望は、時に天下を取るくらいのエネルギーを生むんだと私は思っています。
だから、私は200億円分の黄金のインゴットをいつも頭の片隅に置いて仕事するんです。
200億円の黄金のインゴットなんて最高のものだと思うんですけどどうでしょうか。
いつの日か夢を叶えたいと思いながら過ごすのは結構励みになりますので、ぜひ実践してみてください。
私の例は極端すぎるので、最初は「最高の腕時計が欲しいな〜」くらいから始めるといいと思いますよ。